特許出願ねっと!TOP > 特許出願用語集 > 審査前置
拒絶査定不服審判の請求があった場合において、その請求と同時にその請求に係る特許出願の願書に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面について補正があったときに行われる、審査官による審査をいいます。拒絶査定不服審判において拒絶査定がくつがえるものの大部分が拒絶査定後に補正があったことによるものであるという事情に鑑み、そのような事件の処理をその拒絶査定をした審査官に再審査させることにより、審判官が処理すべき事件の件数を減らし、審判の促進を図ることを目的としています。
特許法第162条